近年アジア諸国の経済的発展はめざましく、近い将来、世界のGDP の50%はアジアで占められるであろうと言われています。成長するアジアに焦点を当てて開発プロジェクトに取り組むため、従来から日本で協同作業を積み重ねてきた会社が核となり、計画・設計・運営を得意とする7つの会社が集まり結成されたのが日亜設計集団、JCAP7(Japanese Consortium for Asian Projects)です。質的にも、量的にも変化が求められる時代にあって、土地利用計画、日本文化に根ざした温浴施設、養護施設などの設計、レジャー施設やオフィス、ホテルなどの大規模施設設計、ランドスケープデザイン、プロジェクトマネジメント、そしてホテル運営など、プロジェクトのライフサイクルに合わせ、一貫した開発に必要な要素を兼ね備えているのが日亜設計集団、JCAP7 です。各分野を担う会社が一流の技術・経歴を持つプロフェッショナル集団といえます。今後とも大きな開発が期待されるアジア各国で、「美しい日本のデザインを世界に」を使命として、JCAP7はメガプロジェクトを総合的に推進し、地域の発展に貢献していきます。

アジアにおいて、特に民間資本が手掛けるプロジェクトは次のような特色があります。
・広大な土地に大規模な開発
・複合的で多様な施設
・計画から運営までの一貫したサービスの提供
・それぞれの分野で一流の技術レベルであること
・契約を前提とした合理的なプロジェクト運営
・日本的な特性・美・香りを取り込んだ施設の設計が求められる
JCAP7は、このような多様な側面を持つメガプロジェクトの計画・設計・施工監理・運営のすべてにおいて対応できる企業集団です。しかし、プロジェクトの実施方法は従来のようにすべての面で日本がリードするわけではありません。日本の技術的、文化的経験が活かせる分野では大いにその力を発揮するものの、経済的・技術的な進歩が著しいアジア諸国の現地コンサルタントと協同して仕事を進め、ローカルに任せる部分は思い切って現地技術と融合させてプロジェクトを達成していくことができます。